応援グッズのプロモショップがマスクを販売するに至った経緯を綴っています。
2月頃からコロナウイルス感染症の影響がイベント自粛にまで及ぼしてきました。東京マラソンが中止が決まったことがコロナへの危機感を大きくした始まりでした。
毎日メガホンやスティックバルーンといった応援グッズを受注していましたが大会が中止になることがわかり注文キャンセルが相次いで頭を抱えていました。
そんな折、中国の弊社の協力工場からマスク作れるけどいりますか?と連絡が来ました。
え?
最初に思ったことは”え?”でした。
テレビやメディアではマスクは中国政府により輸出できない。と言っていたからです。日本のマスク輸入専門会社もたくさんのマスクが出来上がっているのに出荷させてもらえませんってテレビの報道で言っていました。
そんな中、出せるよ!って言われて頭の中???って感じでした。
話をしている中、メーカーや地域によって出せる出せないがあると説明を受けました。当然、弊社の協力会社のマスクも日産のすべてを弊社に渡せるわけではなく日産50万枚のうちの2-5万枚出せるという説明でした。
3月に入り実際にテスト出荷をしてもらって通関も無事通り入荷できるのか試したところ無事到着しました。
これでマスクが買えないという不安が少しでも納まると思い、プロモショップでの購入者のうち、企業様、学校様限定で必要性の有無の確認させていただきました。
価格が通常よりも高いのですが非常に多くの方からご返信をいただきプロモショップでマスク販売を決めました。
そこで一つ問題が起きました。
それは色です!
中国での生産のほとんどが青色のマスクだったのです!
まぁ緊急のことだし青色でもいいかなとは思いましたが皆さんに青でもいいかのメールをして確認したところ…
7割の方から白色でなければダメ、できれば白色という声でした。
協力工場では機械を白色に変更するのは100万枚以上必要なことと変更するのに少し時間がかかると言われ…
青色マスクより白色マスクは高い
と言われました。
冷や汗がでてきました。
この後は弊社の中国でのルートを駆使して白色マスクを5-10万単位でも注文できる会社をみつけました!
それが今のマスクになります。