先週の6月26日に独立行政法人製品評価技術基盤機構 (Nite)から次亜塩素酸水の最終報告が発表されました。
https://www.nite.go.jp/data/000111315.pdf
高濃度であれば効果ありとなっていますね!中間報告の試験が低濃度過ぎたので今回の結果は予想通りとなったとように思います。報道の仕方一つで次亜塩素酸水は消毒液が無い中の救世主から一気に悪役になってしまいました。
ただし、次亜塩素酸水を取り扱う会社も精査されたと思うのである意味、次亜塩素酸水というフレーズが一般に広がったことは評価したいと思います。
ただ・・・まだ報道方法に棘があるなーと感じます。
それは除菌時間です。
20秒以上浸してから拭取ってくださいと言っていたり、書かれていたりします。それは間違っていないと思いますがテレビでは20秒が長いですね・・・みたいに言っているコメンテーターがいたり・・・
それって長いの???と私は思ってしまいました。
https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200626013/20200626013-4.pdf
実際にアルコールでの除菌でも15秒以上が理想のはずです。
変わらないじゃん!!!
この報道の言い方だとアルコールには何も触れていないから次亜塩素酸水は除菌に時間がかかると思ってしまいます。
実際、アルコールの除菌時間なんて一瞬で菌やウィルスを殺菌できると思っている人も多いのではないのでしょうか?一瞬でも除菌はされますが何%除菌できるかということです。
20秒あればほぼ除菌されるのでしっかりやりましょうという意図で厚生労働省、経済産業省、消費者庁は説明をしているのに次亜塩素酸水の除菌は時間がかかって面倒くさい、除菌能力が低いイメージを持たせたように感じました。
やはり、自分自身で何が正しくて、何が間違っている、又は足りないかを精査しなくてはいけないと感じました。
次亜塩素酸水はちゃんと保存方法や使用方法を守ればアルコールと同等の効果を出せると思います。人によってはアルコールより使いやすい除菌液だと思います。
噴霧器を使っての噴霧については私もいいのか悪いのかはわからないのです。
でも・・・
テーブルやドアノブ、その他を除菌するには次亜塩素酸水は安心して使えると言えます。
プロモで販売する次亜塩素酸水は100ppmの濃度のみなので薄すぎず、濃すぎずちょうどいいと思います。